社長挨拶

 右も左も分からぬまま先代より会社を引き継ぎ、スタッフ一同・取引先各社様、また国内国外のクレーンメーカ様のご協力・ご指導の下おかげさまでもうじき20年という年月を迎えようとしています。その軌跡を振り返るつもりは毛頭ございませんが、この場をお借りして心からの感謝を申し上げる次第です。人手不足・働き方改革など、社会を取り巻く仕事に対する環境が日々変化を見せている昨今。そう遠くない将来にはAI技術の進展により劇的に変わり行く序章に過ぎないかもしれません。その昔こんな事を唱えていた学者がいる。「環境に適応していた者だけが生き残る」と。私たちは地球という星に生まれ死んでいく。どこかのアニメのように人間が地球を飛び出し、主たる生活の場が宇宙へと移行するかそれこそ根底的な天変地異が起きない限り、重力は存在する。このある意味普遍的な力のおかげで私たちの仕事は成り立っています。大勢の外国人で賑わいを見せている大阪の繁華街。皆が寝静まった深夜、私たちは”なんばグランド花月”の前でクレーン作業をしていた。ひしめき合う飲食的の狭い路地を慎重に通り抜け、夜明けまでにビルの空調設備を交換する為に。無事に作業を完遂し、片づけをしていたところ24時間営業している居酒屋の店員さんが、初めて間近に見たであろう仕事に歓喜の声をあげている。「リアル働く車だ!すげぇ!!!!」と。一般的に建設業とは、あまりスポットライトが当たる職業ではありませんが、どの会社さんも、どの職人さんも、皆が必要とされ、その技を磨き合いたくさんの人が力を合わせてようやく1つのプロジェクトを達成することが出来ます。微力ではございますが、どんなお仕事でも全力で挑戦させていただきますので、以後末永くお見知りおき頂けましたら幸いです。
 

有限会社 小山クレーン工業
代表取締役社長  小山 琢磨(写真右)

 
 

 
 
[おまけ] 
趣味は誰もいない真夜中、ひとりぼっちの磯釣り。目標はスタンディングで30kgオーバーのクエ。お魚釣りのご相談もお気軽にお問い合わせください。